Blanc de Blancs Millésimé 2012

Champagne Delamotte Blanc de Blancs Millésimé 2012

セパージュ : シャルドネ: 100 %

歴史

ワインのストーリー

各区画で収穫されたブドウは、それぞれ独自のスタイルを持っています。メニル・シュール・オジェ(20 %)は酸味、ピュア、白亜質石灰のミネラル感。アヴィーズ(20 %)はバランス、骨格。オジェ(20 %)は、温和さ、豊潤、コク。 クラマンはスモーキーなミネラル感。 シュイイは骨格と持続力。 オワリーは酸味とまろやかさ。それぞれが各自の楽譜を携えて共演することで、ブラン・ド・ブラン 2012年は優れた作品に仕上がりました。澱熟成には6年もの年月が費やされましたが、そんな長い時間もその成果を思うと納得がいきます。

グラスに注いだ瞬間から、もう待ちきれません。繊細ながらも活力に溢れた泡が、白金のドレスの上に優美な冠を描こうとでもいうように湧き上がります。香りは極上のフレッシュ感の中で、レモン、英国のキャンディー、ライチといったアロマが共存し、それらはほんのりと白い花の香りのベールに包まれています。

鋭く鮮烈でありながらもクリーミーな口当たりの後には、オレンジの皮の苦味のビートがきいた、ミネラル感のある余韻が続きます。

最高のシャンパーニュとは、まず、最高のワインであること!

最高のシャンパーニュとは、まず、最高のワインであること!

1760年にメニル・シュール・オジェで創業したメゾン・ドゥラモットでは、このフレーズが黄金律となりました。シャンパーニュメゾンの五大老舗に名を連ねるドゥラモットは、伝統を尊重し、味わいを追求し、コート・デ・ブラン地方のすぐれたテロワールを反映したワインを生み続けています。

メゾンのワイン、メゾンのテロワール

メゾンのワイン、メゾンのテロワール

アヴィーズ、オジェ、シュイイ、オワリーを通る、クラマンからメニル・シュール・オジェまで続くコート・デ・ブラン地方の丘陵に、ドゥラモットのブドウ畑が広がります。この地理的条件が、ワイワインに豊かさをもたらすのです。当地方の白亜質土壌、植物相、丘陵斜面に広がるブドウ畑といった特色が優れたブドウを生み出し、デリケートで揺るぎのない味わいのシャンパーニュに昇華されます。私たちは、ブドウ畑と周囲の環境を大切にしながら、テロワールの特性が最大限に表現された最良のシャンパーニュを結実できるよう尽力しています。

ビンテージ 2012

ビンテージ 2012

2012年1月から6月は、厳冬、春に降りた霜、季節はずれの豪雨、あられ混じりの雷雨、開花の時期の寒気など、シャンパーニュ地方に存在する限りの天変地異を立て続けに目の当たりにしました。落ち着きを取り戻したのは7月半ば、本当の夏が到来してからです。その後、ブドウの成熟は見事に進み、8月中旬からコート・デ・ブラン地区でブドウの収穫が始まる9月17日まで、順調な成長ぶりをみせました。2012年のヴィンテージは、ブドウ収穫量の少なさがもたらした質の高さが特徴です。シャルドネには、偉大なヴィンテージとなる兆しがはっきりと見えていました。この後、熟成していく時間がそれをさらに証明してくれることでしょう。

召し上がり方

召し上がり方

冷やしすぎないフレッシュな温度(8度前後)で、チューリップ型のエレガントなワイングラスに注ぎます。ワインの力強い持ち味に応えるためには、舌をうならせるすぐれたマッチングを追求するだけの価値があるでしょう。トリュフをつめた若鶏にトリュフ入りホワイトソースを添えた料理などが最適ですが、ごくシンプルに、トリュフ入りのカマンベールや同様のブリーでも最高です。トリュフがない場合、セップ茸のヴルーテ、ココットパイ皮包みをお勧めします。

ドゥラモット ブラン・ド・ブラン ビンテージコレクション

ドゥラモット ブラン・ド・ブラン ビンテージコレクション

最上の出来を誇るビンテージセレクションのワインは、メゾンのセラーで静かな熟成の時を過ごしてきました。セレクションには、1999年、2002年、2004年のブラン・ド・ブランが登場してます。最短でも15年の澱熟成を経て、必要に応じてデゴルジュマンを行った「コレクション」ワインは、それぞれのポテンシャルを存分に発揮し、爽やかで輝かしい性格を保持しながら、時の流れがワインをまろやかに仕上げています。

ビンテージコレクションは、メゾンと提携を結ぶ一流レストランならびに小売店において取り扱われています。